お知らせ/コラム

Web会議1時間で何GB使う?Zoom・Teamsの通信量と法人SIMの選び方

コラム
Web会議1時間で何GB使う?Zoom・Teamsの通信量と法人SIMの選び方

「外出先でZoomに参加したら、スマホのデータ容量が大きく減っていた」
「Teamsの会議が多い社員には、何GBの法人SIMを用意すればよいのだろう?」

スマートフォンやテザリングでWeb会議を行う企業にとって、データ容量の選び方は、通信費と業務の進めやすさに関わります。

映像付きのWeb会議では、1時間で1GBを超える通信が発生することもあります。ただし、通信量は画質や参加人数、表示する映像などによって変わります。

そのため、すべての社員に同じ容量を用意するよりも、「モバイル回線で会議に参加する時間」と「会議以外の通信量」を把握して選ぶことが大切です。

この記事では、Zoom・Teamsの通信量の考え方から、月間容量の計算方法、法人SIMを選ぶ際のポイントまで解説します。


1.Zoom・Teamsは1時間でどのくらいのデータを使う?

Web会議では、自分の音声・映像を送る通信と、相手の音声・映像を受け取る通信が発生します。データ容量を考える際は、両方を含めて見積もる必要があります。

Zoom・Microsoftは、会議に必要な通信速度の目安を公開しています。これをもとに、同じ通信速度が1時間続いた場合のデータ量を計算すると、次のようになります。

利用条件公式の推奨帯域(送信/受信)1時間続いた場合の計算例
Zoom:1対1・高画質0.6/0.6Mbps約0.54GB
Zoom:1対1・HD画質(720p)1.2/1.2Mbps約1.08GB
Zoom:グループ会議・HD画質(720p)2.6/1.8Mbps約1.98GB
Teams:ビデオ会議2.5/4.0Mbps約2.93GB

※上記は推奨帯域から算出した計算例であり、実測の通信量ではありません。送信と受信の合計Mbpsに0.45を掛けて、1時間のデータ量をGBに換算しています。実際の通信量は画質の自動調整や会議の状況などで増減し、通信に付随するデータも発生します。

このように、同じ1時間の会議でも利用条件によって必要な容量は変わります。「Zoomなら必ず○GB」「Teamsなら必ず○GB」と固定して考えることはできません。

容量を選ぶ際は、普段と同じ端末・会議設定で利用し、実際のデータ消費量を確認すると判断しやすくなります。

参考:Zoomのシステム要件、Microsoft Teamsのネットワーク要件


2.月に何GB必要?モバイル回線での会議時間から計算する

月間容量を見積もる際は、次の式を使います。

月間の必要容量=Web会議の通信量+その他の業務通信量+余裕分

ここで数えるのは、スマホのモバイル通信やテザリング、モバイルルーターを使って参加する会議時間です。会社や自宅の固定回線につながるWi-Fiで参加する時間は、そのSIMの使用量に含めません。

会議時間別の月間通信量の計算例

仮に1時間あたり1GBまたは2GBを使用するとした場合、会議だけで必要になる容量は以下のとおりです。

モバイル回線での会議頻度月間の会議時間1時間1GBの場合1時間2GBの場合
週1回・1時間(月4回)4時間4GB8GB
1日30分・月20日10時間10GB20GB
1日1時間・月20日20時間20GB40GB
1日2時間・月20日40時間40GB80GB

※1時間1GB・2GBは、容量を比較するための仮定です。各ツールの実際の消費量を保証する数値ではありません。

さらに、メールやチャット、資料のダウンロード、クラウドサービスの利用などに必要な容量を加えます。

例えば、月10時間の会議を1時間1GBで行い、それ以外の業務で5GB使用するなら、合計は15GBです。この条件なら、余裕を持たせた25GBプランが候補になります。

一方、月20時間の会議を1時間2GBで行い、その他の通信が5GBなら、合計は45GBです。50GBプランでも余裕は5GBなので、会議が増える月を考慮し、固定回線のWi-Fiとの併用も検討しましょう。

最適なプランは会議時間と実際の通信量次第です。 外出が多い社員と、社内のWi-Fiで会議に参加する社員を分けて考えると、容量の過不足を減らせます。

3.Web会議用の法人SIMは「データ専用」と「音声付き」を使い分ける

必要な容量が分かったら、次に電話番号を使った通話が必要かを確認します。

パソコンやルーターの通信が目的なら、データ専用SIM

モバイルルーターや対応するタブレットなどで、Web会議や資料の送受信に使う場合は、データ専用SIMが候補になります。

社用スマホで電話も使うなら、音声通話+データSIM

取引先への電話や着信対応も必要な場合は、音声通話付きのプランを選びます。かけ放題オプションは、通常の電話の利用頻度に合わせて検討しましょう。

Zoom・Teamsのアプリ内で行う音声通話は、データ通信を使います。電話のかけ放題を付けても、Web会議で消費するデータ容量は減りません。

レジットモバイルの料金例

データ容量データ専用SIM音声通話+データSIM
10GB月額1,450円月額1,550円
25GB月額2,150円月額2,250円
50GB月額3,450円月額3,750円

音声通話付きプランに10分かけ放題(月額750円)を追加すると、25GBは月額3,000円、50GBは月額4,500円です。

※すべて税抜。初期発行費用は3,000円です。通話料・オプション料などは利用内容に応じて別途発生します。初月無料の対象は月額基本料です。

端末によって対応するSIMや設定が異なるため、手持ちのスマホ・ルーターを利用する場合は、申し込み前に対応状況を確認しましょう。

レジットモバイルの料金・サービス詳細を見る


4.Web会議用の法人回線を選ぶ3つのポイント

料金だけでなく、実際の業務で使いやすいかどうかも確認しておきましょう。

① 会議の頻度に合った容量を選べること

外出先で毎日会議に参加する社員と、月に数回だけ利用する社員では、必要な容量が異なります。

社員ごとに利用状況を確認し、必要な容量を割り当てることが、通信制限の回避と費用の見直しにつながります。契約後も、会議時間や担当業務が変わった際に容量を見直しましょう。

② 実際の利用場所で通信できること

レジットモバイルはドコモ回線を利用しています。ただし、通信品質は建物の構造や電波状況、混雑、使用する端末によって変わります。

よく利用する訪問先や作業場所で、普段の時間帯に接続を確認しておくと安心です。映像付きの会議では、相手の映像を受け取る速度だけでなく、自分の映像を送る速度も確認しましょう。

③ 利用量を把握でき、導入後も相談できること

レジットモバイルでは、管理コンソールから回線ごとのデータ利用量を確認でき、専任担当者が導入から運用までサポートします。

複数の社員にSIMを配布する場合も、容量が不足している回線と余っている回線を把握することで、次のプラン選定に役立てられます。

導入前には、必要な回線数だけでなく、利用端末や開始希望日も伝えておくと、準備を進めやすくなります。


5.Web会議のデータ消費を抑える方法

容量不足を防ぐには、プラン選びと合わせて使い方も見直しましょう。

固定回線のWi-Fiを活用する

会社や自宅など、利用を認められた固定回線のWi-Fiがある場所では、そちらを利用するとSIMのデータ消費を抑えられます。

会議が始まる前に、モバイル通信ではなく、意図したWi-Fiに接続しているか確認しましょう。

必要に応じて映像や画質を調整する

映像が不要な会議ではカメラをオフにするなど、会議の目的に合わせて設定を調整します。高画質が必要な商談と、音声中心の社内打ち合わせで使い分けるとよいでしょう。

パソコンの更新や同期にも注意する

テザリング中は、Web会議以外に、パソコンのOS更新やクラウドへのファイル同期でデータを消費することがあります。

大容量の更新やファイル送受信は、可能な範囲で固定回線につないだ際に行うと、モバイル回線の容量を残しやすくなります。


6.Web会議の通信量に関するよくある質問

Q.10GBでもZoom・Teamsを利用できますか?

利用できますが、1か月の会議時間や画質によって足りるかどうかが変わります。会議だけで10GB近く使う場合は、メールや資料の送受信分も考慮して、より大きい容量を検討しましょう。

Q.テザリングすると、会議の通信量が増えますか?

接続方法だけで通信量が一律に増えるとは限りません。ただし、接続したパソコンの会議設定や、バックグラウンドで動く更新・同期などによって、スマホで直接参加する場合より多く使うことがあります。

テザリングでの会議を想定している場合は、その接続方法で使用量を確認するのがおすすめです。

Q.必要な容量が分からない場合はどうすればよいですか?

普段と同じ条件で会議に参加し、前後のデータ使用量を確認します。数回分を測り、1時間あたりの消費量と月間の会議時間から見積もりましょう。

その際、会議以外の通信も含まれることがあるため、測定中の大容量ダウンロードなどは避けると比較しやすくなります。


まとめ:会議時間と電話の必要性から、法人SIMを選びましょう

Web会議向けの法人SIMを選ぶ際は、次の3点を整理すると判断しやすくなります。

  • モバイル回線で参加する会議時間から、月間の通信量を見積もる
  • 会議以外の通信と余裕分を加えて、必要な容量を選ぶ
  • 電話番号を使った通話の有無に合わせて、データ専用か音声付きかを選ぶ

レジットモバイルでは、Web会議用のデータ回線から、電話も利用する社用スマホまで、用途に合わせたプランを相談できます。

「25GBで足りるか確認したい」
「営業担当と内勤担当で容量を分けたい」
「現在の通信費と比較したい」

このような場合は、月間の会議時間、利用端末、必要な回線数をお知らせください。利用状況に合わせて、容量と料金を一緒に検討します。

Web会議に合った法人SIMの容量・料金について、レジットモバイルへご相談ください。

レジットモバイルへのお問い合わせ・資料請求はこちら